GroupDocs.AssemblyCloud は、REST ベースのフルマネージド ドキュメントアセンブリサービスです。開発者は、Swift アプリケーションからリッチフォーマットのレポート、契約書、請求書、提案書など、あらゆる種類のドキュメントを直接作成できます。このサービスは GroupDocs クラウドストレージ上で動作します。テンプレートとデータはクラウドにアップロードされ、アセンブリエンジンによって処理され、完成したドキュメントがクライアントに返されます。ローカルに Office をインストールする必要もありません。これにより、サードパーティライブラリのメンテナンスにかかるオーバーヘッドがなくなり、サーバー側の処理負荷が軽減され、常に最新のフォーマットサポート(DOCX、PDF、PPTX、XLSX、HTML など)が利用可能になります。
Swift SDK を使用すると、ワークフロー全体が一般的な iOS/macOS 開発サイクルに自然に組み込むことができます。
SDK はすべての HTTP の詳細を抽象化します。必要なのはアプリ SID とアプリキー(個人用アクセス トークン)だけです。すべての通信は SSL/TLS で暗号化され、エラー処理は標準の HTTP ステータス コードに従います。また、サービスは業界標準のセキュリティ標準に準拠しています。処理はクラウドで行われるため、同じ Swift コードを iPhone、iPad、Mac など、Swift コードの実行とネットワークリクエストが可能なあらゆるプラットフォームで使用できます。
以下のタブでは、AssemblyCloud for Swift でサポートされている機能の概要、ドキュメント形式の全リスト、SDK と互換性のあるオペレーティングシステム / 開発ツールについて簡潔に説明しています。
以下のスニペットは、Assembly Cloud SDK for Swift を使用してレポートを生成する方法を示しています。テンプレートをアップロードし、データファイルを読み取り、アセンブリオプションを設定し、API を呼び出します。
手順
AssemblyApi
を初期化します。TemplateFileInfo
を作成します。AssembleOptions
オブジェクトを作成します。assembleDocument
を呼び出して、アセンブルされたファイルを取得します。import GroupDocsAssemblyCloud
let assemblyApi = AssemblyApi(appSid: "......##", appKey: "......##")
let fileName = "Input1.docx"
let dataFile = "Input2.docx"
// Upload template
let requestFileContent = InputStream(url: URL(string: fileName)!)!
let uploadDocumentRequest = UploadFileRequest(fileContent: requestFileContent, path: fileName)
_ = try assemblyApi.uploadFile(request: uploadDocumentRequest)
// Prepare template info
let templateFileInfo = TemplateFileInfo()
templateFileInfo.setFilePath(filePath: fileName)
// Load data
let reportData = try String(contentsOfFile: dataFile, encoding: .utf8)
// Assemble options
let assembleOptions = AssembleOptions()
assembleOptions.setTemplateFileInfo(templateFileInfo: templateFileInfo)
assembleOptions.setSaveFormat(saveFormat: "docx")
assembleOptions.setReportData(reportData: reportData)
// Execute assembly
let request = AssembleDocumentRequest(assembleOptions: assembleOptions)
let result = try assemblyApi.assembleDocument(request: request)